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SORACOM LTE-M Button for Enterprise のボタンクリックを SORACOM Beam でサーバーに転送する

SORACOM LTE-M Button for Enterprise のボタンクリックを SORACOM Beamでサーバーに転送する

このドキュメントでは SORACOM LTE-M Button for Enterprise (以下、Enterprise ボタン) のクリックイベントを SORACOM Beam (以下、Beam) でサーバーに転送する方法について記載します。今回は動作確認のために転送先としてHTTPリクエストを確認できるWebサービスであるPostBin を設定し、その様子を確認します。

なお SORACOM LTE-M Button for Enterprise や SORACOM LTE-M Button Plus は SORACOM Beam をはじめとした様々なサービスを利用することで外部のサーバーやクラウドと連携できます。連携のパターンは SORACOM LTE-M Button を様々なクラウドや SaaS で活用するアーキテクチャー例を参照してください。

当ドキュメントは、SORACOM LTE-M Button Plus でも同様に実施できます。

当ガイドの前提は以下のとおりです。

ステップ1: 転送先としてPostBin を構成する

PostBin は 30 分間有効な URL を発行し、その URL に送ったリクエストを確認できる Web サービスです。 https://postb.in/[Create Bin] ボタンをクリックし URL を発行します。

コマンド実行例に表示される https://postb.in/XXXXX を Beam の転送先として利用するので、XXXXX 部分の文字列をコピーしテキストエディタなどに控えておきます。

ステップ2: SIM管理の画面から Enterprise ボタンを確認する

Enterprise ボタンは、SORACOM ユーザーコンソールの SIM 管理画面から確認できます。 Enterprise ボタンは plan-KM1 の eSIM を内蔵しているため、SIM のひとつとして表示されます。 なお、Enterprise ボタンはクリック時の短い時間のみオンラインになるため、セッション状態の表示はオフラインが正常です。

SORACOM LTE-M Button for Enterprise の確認

表示されない場合は、Enterprise ボタン購入後に SORACOM ユーザーコンソールの SIM 管理画面より [SIM 登録] > [注文から登録] > [受け取り確認]を選択してください。

SIM 登録

受け取り確認

SIM の 名前 (Name タグ) および DSN タグに、DSN (DeviceSerialNumber) が設定されています。DSN は、ボタンの裏蓋を開けた面のラベルに印字されていますので、各ボタンの識別にご利用ください。 DSN タグは SIMを選択して、[詳細] ボタンから確認できます。

SORACOM LTE-M Button for Enterprise の確認

ステップ 3: LTE-M Button for Enterprise 管理画面より設定する

ユーザーコンソールの Enterprise ボタン管理画面からデバイスを設定します。デバイスを設定することで、Enterprise ボタン管理画面に表示されるようになります。またバイナリパーサー機能が有効となり、Enterprise ボタンから送信されるバイナリデータを JSON 形式に変換します。

ユーザーコンソール左上の Menu より [ガジェット管理] > [LTE-M Button for Enterprise] をクリックします。

Enterprise ボタン管理画面より、[新規デバイス設定] をクリックします。

登録している Enterprise Button または Plus ボタンが表示されます。設定したいボタンを選択して [次へ:グループを選択] をクリックします。

前ステップで Enterprise ボタンが確認できているのにも関わらず表示されていない場合はトラブルシューティングガイドを参照してください。

設定を保存するグループ名を入力し、[次へ:設定を編集] をクリックします。既存のグループがあり、そちらを利用する場合はグループを選択してください。

その後、可視化・簡易位置測位機能・メール送信を設定できますが、ここでは何も設定せず画面下部までスクロールして [保存] をクリックします。保存が完了すると「設定を保存しました。」と表示されます。[戻る] をクリックすると Enterprise ボタン管理画面へ戻ります。

ステップ 4: SORACOM Beam を設定する

Enterprise ボタン管理画面より、対象のボタンをチェックし [グループ設定変更] をクリックします。

[SORACOM Beam 設定] を展開し、設定を追加します。[ + ] - [UDP → HTTP/HTTPS エントリポイント]をクリックします。

[SORACOM Beam - UDP → HTTP/HTTPS 設定]ダイアログが開いたら、以下を入力し保存します。

項目名 備考
ホスト名 postb.in
パス /XXXXX ステップ1でコピーした文字列をペーストします
IMSI ヘッダ ON 必須ではありませんが、転送先でどのボタンが押されたかを識別するために利用できます
ステータスコードを省略 OFFのまま Enterprise ボタンはレスポンスボディが2で始まると成功、それ以外を失敗とみなすためレスポンスのステータスコードを省略しないでください

ステップ5: クリックし PostBin でデータを確認する

Enterprise ボタンを一度クリックし、LED インジケータが 10 秒程度オレンジで点滅したあと緑に点灯することを確認します。最後に赤が点灯する場合は基地局との接続に失敗している可能性があるので、電波状況の良いところで再度試してください。

Postbin の画面を再読み込みし、Beam によって転送されたリクエストを確認します。

x-soracom-imsiヘッダには Enterprise ボタンに搭載された SIM の IMSI が確認でき、リクエストボディにはボタンクリックの内容が JSON 形式で含まれます。JSON の要素は以下の通りです。

項目名 説明
clickType クリックの種類 1:シングルクリック
2: ダブルクリック
3: ロングクリック
clickTypeName クリックの種類名 SINGLE / DOUBLE / LONG
batteryLevel バッテリーレベル 0.25 / 0.5 / 0.75 / 1


以上で SORACOM LTE-M Button for Enterprise のボタンクリックを SORACOM Beam で転送し、リクエストデータが確認できました。

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